私が似顔絵をもらってうれしかった時は誕生日の時です。
大学時代、私の誕生日会の日に多くの友人が集まってくれました。
当時海外に住んでいたので、皆プレゼントと合わせて一人一枚
バースデーカードを持参するのがその国では暗黙のマナーでした。
私を祝ってくれる友人や、色とりどりのプレゼントに囲まれ
とても幸せな気持ちだったのですが、その中でも、特に
うれしかったことは友人の一人が手作りバースデーカードを
くれたことでした。
私の好きな色のカードが二つ折りになっていて、中を開けたら
私の似顔絵が描かれていたのです。
少し美化はされていましたが、私の顔の特徴もしっかりとらえて
くれていましたし、ふだん着ている服装まで似顔絵には描いて
ありました。
少し照れくさい気持ちとその友人が私をこんな風に見てくれて
いるんだとわかることが出来て今でも大切な一枚になっています。
これをきっかけに今までは似顔絵を描いてもらったことは
なかったのですが、機会があれば人からどんな風に見られるのか
気になり描いてもらう機会が増えました。