去年の話です。
秋ごろに夫の親戚の方が亡くなりました。
病死ではなく事故死だったので、やはり奥様はかなり落ち込んでいたそうで
やつれたり、食事ものどが通らないようだということを耳にしました。
私になにか出来ることがないかなと考えましたが、言葉ではなかなか
出来ることがないと思い、せめて故人の方と奥様の絆をテ−マにした
思い出のイラストで、元気を出してもらいたくて、おじ様と奥様との
夫婦のにこやかで明るいイラストを描くことにしました。
亡くなった人を生きているように描くことに少し迷いもありましたが
もし自分が逆だったら「会いたい」と思うだろうし、写真でもいいけど
安心できるようなイラストがあれば元気が出てくるのではないかと思い
夫にも何回も「失礼ではないかな?」と聞きながら背中を押してもらい
親戚の方に送りました。
送ってすぐ、奥様から電話があり「本当にありがとう!とてもよくかけていて
お父さんもそっくりで、にこやかだし嬉しい!」と本当に歓喜の声で電話を
くださり、安堵の気持ちと、達成感がありました。
多少の迷いがありましたが、描いてよかったな〜って思いました!